[ 大嶋利佳のエッセイ ]
今から5年前、私は「プラン40-10(フォーティ・テン)」という人生プランを立てました。それは、「40代の10年間を、スピーキングエッセイにかける」という、40歳になるにあたってのプランでした。今年はそのちょうど中間点です。
今年は、事務所の移転や取締役の交代、変更など会社にとっての節目となる出来事もあり、また協力してくださる講師や講師志望者の方も増え、おかげさまで仕事の様子も5年前とは大きく変わってきました。
そこで今年は、当初のプランを一部改め「プラン45(フォーティファイヴ)」を作ることにいたしました。「45」とは、今年が5年目で45歳、という意味もありますし、40代は残り5年、という意味でもあります。これからの5年間でやりたいこと、やるべきことをこの機会にもう一度、改めて考え、リストアップして実現を目指したいと思います。
ですが、ここでどうしても心にとめておかなければならないことがあると、最近、切実に思うようになりました。
こうした中期、長期の人生計画は大切ですが、実は私たちは「あと5年」といえども、生きられるかどうか分からない、ということです。
地震や津波などの災害、事故や事件のニュースを見聞きするにつけ「まだ何歳だから、あと何年くらいは生きられるだろう」との考えが、いかに根拠のない思い込みにすぎないか、を痛切に感じさせられます。
そうした不確かな人生の中で、とにかく45年は生きてこられた、しかも、好きな仕事をやってこられた、というだけで大変ありがたいことです。「人生80年、自分も平均寿命くらいは当然生きていられるだろう」とのんびりと考えての「あと5年」ではなく、「明日の命も分からない。それでも、今後の5年を」と真剣に残り時間を考えてみたいと思います。
今後とも、みなさまのご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。




