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書くことの力

[ 大嶋利佳のエッセイ ]

 来年やりたいことのひとつに「文章講座」があります。

 弊社の講師勉強会のメンバーとともに、それぞれがビジネス雑誌の記事や書籍を執筆できるようになること目指して、勉強してゆく講座を来年から本格始動する予定です。

 弊社の事業の中心は話すことですが、書くことは、話すことの基本であると言えると思います。研修や講演で長い時間話す場合には、特に大切です。

 周囲の人を見てみても、あまり文章を書かない人は、長い話をしようとすると「何を言っているのか分からない」ということになりがちなようです。また、普段の話がまわりくどい人は、文章もまわりくどくなりますし、日常生活で断片的にしか言葉を発していない人は、文章を書いても文の接続がうまく行きません。

 言葉を選び、文を組み立て、段落構成を考えて文章をまとめあげてゆくことは、聴いてくれる人に納得してもらう話をするために、欠かせないトレーニングです。

 さらに、来年は単に書くだけでなく「手で書く」ことにも意識して取り組んでみたいと考えています。キーボードに頼ってばかりでは「漢字が書けない」「書き順がおかしい」「字が汚くなる」などなにかと困ったことも起きてきます。私にとってはこれもまた大きな問題です。「きれいな手書き文字が書けるようになりたい」とは毎年思っていることなのですが、それにもそろそろ本腰を入れたいものです。

 話の基礎力をつけ、思考力を養い、記憶力を鍛えて脳を活性化させるためにも、「手で文章を書く」習慣をつけたいと思う年の暮れです。さて、来年、実行できるのか・・・。

[ 筆者:大嶋利佳 ]
[ 2005.12.20号 第18号掲載 ]

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